硬い髪と柔らかい髪
髪の毛は 人により硬い髪もあれば柔らかい髪もあります。
硬い髪というのはイメージ的に太い感じがしますし柔らかい髪というと毛が細い感じがします。
髪の毛の硬さや柔らかさは薄毛との関連があるのでしょうか?
また柔らかい髪質を硬い髪質にできるのでしょうか?
自分の髪は硬いのか柔らかいのか
髪の毛の長さや太さは 計測することによって比較できますが髪の毛の硬さや柔らかさとなると なかなか計測できません。
自分の髪が硬いのか柔らかいのか見分ける方法としては自分の髪を1本抜いて 人差し指などに巻いて戻りが早ければ硬い髪 戻りが遅ければ柔らかい髪です。
また髪が短くて短髪の時に 髪がピンピンと立っているなどしていれば硬い髪といえます。
硬い髪というのは 髪がまとまりにくくゴワついた髪になりやすく 柔らかい髪は ハリやコシがなく傷みやす髪になりやすいです
硬い髪と柔らかい髪の正確な境目の基準がないので見分け方も感覚的になってしまいます。
髪の硬さや太さを決定する要素とは
硬い髪と柔らかい髪は当然 作りが違います。
なにが違うのかというとコルテックスとキューティクルです。
キューティクルは髪の外側を包んでいて髪の毛にツヤをだしたり外部の刺激から髪を守ってくれています。
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髪の毛にツヤをだすには
キューティクルは髪の外側を魚のウロコのようなモノが重なり合うようにしてできています。
このキューティクルの層が重なって重なってキューティクルが厚くなるほど髪は硬くなりますし当然 髪も太くなります。
またキューティクルの内側にあるコルテックスのケラチン密度によっても髪の硬さや太さが変わります。
(海苔巻きで例えると海苔がキューティクルでゴハンの部分がコルテックス)
薄毛と髪質の関係
髪が硬い、髪が柔らかい、髪が太い、髪が細いなど人それぞれ個人差があります。
髪が細くて柔らかいと見た目もペタッとしていてボリューム感もないので 将来 髪が薄くなりそうな感じがしますが 一概にそうとは言えません。
生まれつき髪が柔らくて髪が細いのであれば薄毛や脱毛との関係はないのですが昔は髪が硬くて、髪が太かったのにもかかわらず年々 髪が柔らかく、髪が細くなってきているのであれば要注意です。
年々ヘアサイクルの期間が短くなってきていて髪の毛の成長が短くなっている可能性があります。
昔と髪質が変わったと感じたら注意してください。
脱毛や薄毛の初期症状かもしれません。
髪質は変えられる
硬い髪や太い髪というのは不摂生などを繰り返せばどんどん髪が細くなり 髪のコシもなくなって髪も柔らかくなります。
同時に薄毛にもなっていきます。
普通は太い髪を細くしたいとは思わないでしょうしコシのある髪をペタンとしたコシのない毛にしたいとも思わないと思います。
柔らかい毛や細い毛が硬く太い毛に変えたいと願うのが一般的でしょう。
柔らかく細い毛が10万本と硬く太い毛が10万本では同じ本数でも見た目は全く違います。
正しいヘアケアをすることによって健康でハリやツヤのある髪を取り戻すことはできます。
日々のヘアケアを心がけてください。
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