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髪の分け目が薄い女性
薄毛やハゲと聞くと男性の悩みというイメージがありますが、最近では女性でも深刻な薄毛の悩みを抱えている人は少なくはありません。
そんな女性の薄毛で多い悩みが【髪の分け目が薄い】という状況です。
女性で髪の分け目が薄くなってしまうと、見た目が寂しく見えたり、老けて見られたりと、良い事はありませんし、何より今後 更に髪が薄くなってしまうのではないかという不安も発生してしまいます。
髪の分け目が薄くなった原因や対策、改善方法を知っておく必要があります。
分け目が薄くてもハゲではない!?
髪の分け目が薄いという女性を全て一括りにしてはいけません。なぜならば、薄毛でもハゲでもないという人も多いからです。
ある日 鏡で自分を見たときに 髪の分け目が薄く感じて気になりだしたり、友人や家族などに、髪の分け目が薄いと指摘されて気になりだしたなど、キッカケは様々だと思います。
まず、最初にハッキリさせておきたいことは女性もハゲます。薄毛にもなります。基本的には加齢とともに髪の量が減ってきて薄毛になっていきますが、若い世代の女性でも薄毛になる人はいます。
薄毛になる原因は様々ですが主に【瀰漫(びまん)性脱毛症】【脂漏性(しろうせい)脱毛症】【粃糠性(ひこうせい)脱毛症】などの原因があり、他にもストレスや食生活などといった要因も関係してきます。
しかし、髪の分け目が薄いからといって脱毛や薄毛が進行しているとはかぎりません。自分で勝手に髪が薄くなったという思い込みや、外的な要因による薄毛の可能性も考えられます。実際に薄毛やハゲの心配などしなくても良いのに、自分で髪が薄いと思い込んでいる女性も少なくはありません。
まずは冷静に自分の髪の分け目をチェックしてみましょう。
脱毛や薄毛にはパターンがある
世の中には薄毛やハゲている人達が大勢います。その人たちの脱毛パターンは左右対称なはずです。
つまり、右側はハゲていて、左側は髪がフサフサあるなどという脱毛はしません。つむじにせよ、生え際にせよ、左右対称に髪は薄くなっていきます。
しかし、例外として脱毛が左右対称にならない場合があります。
1つは円形脱毛症です。円形脱毛症は髪の抜ける場所や脱毛する箇所がバラバラです。つむじの部分や生え際部分などにできることもあれば、本来は脱毛しづらいと言われている、頭の側頭部や後頭部、襟足などにできることもあります。円形脱毛症になったら専門の病院やクリニックに行くことをオススメします。
もう1つの原因が外的な要因です。女性の分け目が薄くなってしまう原因で、これに当てはまる人は多いです。
長年の髪型が分け目を薄くしている
女性は男性と違い、様々な方法でヘアアップします。ヘアアイロンを使用したり、ヘアピンを使用したりと様々なバリエーションの髪型を楽しんでいる女性も多いのではないでしょうか。
しかし 長年、髪に負担のかかる髪型をしていると、負担をかけている個所は薄くなっていきます。とくに、きつめのヘアアップなどを連日している人は注意が必要です。また、きついヘアアップやヘアセットなどをしていないとしても、連日、同じ分け目からブラシなどをとおしている事も髪に負担をかけています。さらに、髪が長ければ長いほど負担はかかりやすいと言えます。
このように、女性は日頃の生活の中で、知らず知らずのうちに髪に負担をかけている事があります。このような髪にたいする負担を長期間 続けてしまう事によって、髪の分け目が薄くなってしまったという人も多いのです。
このような事に思い当たるふしがある人は、髪の分け目を逆にするなどして分け目を変えるだけで、見た目が変わります。もともと負担のかけていない場所は薄毛ではないからです。
基本的に女性は男性に比べて薄毛にはなりにくいです。しかし、男性と違い髪も長かったり、ヘアピンの使用や髪をブラシでとかすなど、男性よりも髪に負担をかけやすい環境でもあります。
どんな人でも、同じ場所に長期間にわたり負担をかけてしまえば、その部分は薄くなってしまいます。仕事などで、毎日 髪を綺麗にまとめていなければいけない人も多いと思いますが、同じ場所に負担をかけないように、注意しましょう。
本当に髪の分け目が薄い女性
外的な要因ではなく、本当に髪が薄くなってしまい、分け目が目立つ女性もいます。
そのような方達は、分け目を変えたり髪型を変えたりしても髪全体の薄さは解消されない場合が多いです。
本当に脱毛が進行していて髪の分け目が薄い人というのは、髪にボリューム感もなく、髪も細くコシがない人が多いです。当然、髪に負担のかかるような行為は極力さけなければいけませんし、1日も早いヘアケア対策を行うのをオススメします。
女性も男性と同じく、脱毛の状態を放っておくと加速度的に脱毛が進行してしまい あっという間に髪の量が減ってしまいます。
しかし、女性はもともと脱毛しにくいので、正しいヘアケアを行う事によって髪が健康な状態に戻っていくことも大いに期待できます。
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薄毛女性のヘアケア方法
ある意味 女性の薄毛は男性よりも深刻かもしれません。外的な要因ではなく、本当に脱毛が進行しているのであれば、根本の脱毛を食い止めなければいけません。自分自身がどのような原因で薄毛になっているのかを把握して、その原因となっているヘアケア対策をしなければなりません。
産後による薄毛
出産後の女性は抜け毛が増えて薄毛になる事があります。これは妊娠中の女性ホルモンの変化が抜け毛を抑え、出産後に抑えられていた抜け毛が一気に増えるという事です。基本的に抜け毛が増えるのは一時的な事なので、時間が経てば抜け毛の量も落ち着いてきます。
しかし、ある程度の時間が経過しても抜け毛が落ち着かなかったり、出産前に比べて髪の量が減ったと感じるのであれば、ヘアケア対策を行うべきでしょう。
出産をきっかけに、抜け毛が増え薄毛になってしまった女性も大勢います。長期間、何もせずに放置していると脱毛範囲が広がってしまう事も多々ありますので、ヘアケア対策を行うのをオススメします。
加齢による薄毛
女性も男性と同じく、年齢を重ねるごとに髪は薄くなっていきます。老化現象なので、ある程度は仕方のない事であり、避けることも難しいのですが、女性の場合 高齢になっても髪がフサフサとしている人も多いので、自分が薄くなってしまうとショックも大きいかもしれません。
加齢が原因での薄毛の場合、自分の髪を若いころのように増やすというのは少し厳しいです。どうしても髪の量を増やしたいのであれば【ウイッグ】や【増毛】などの手段が現実的といえます。女性は男性と違い【ウイッグ】をしていても違和感はないですし、自毛の髪も残っていると思うので【増毛】も問題なくできます。
また、自宅でのヘアケアもオススメします。育毛シャンプーや育毛剤を使用することによって、脱毛の進行を食い止めて脱毛範囲を広がらせないようにすることも大事です。女性はもともと脱毛しずらいので、ヘアケア対策をすることによって髪が正常な状態になっていく事も大いに期待できます。
注意してほしいのは、加齢による薄毛の場合 育毛剤や育毛シャンプーを使用したからといって髪がフサフサと生えてくるという大きな期待はしない方が良いでしょう。あくまでも、更なる薄毛を回避する予防であり、今ある髪を脱毛から守るという意味で使用するべきです。
どうしても自分の髪で発毛させたいのであれば専門の発毛サロンに相談するのがよいでしょう。
若い年代での薄毛
本来、若い年代の女性というのは薄毛やハゲとは ほど遠い存在です。しかし、年々 若い女性の薄毛も増加傾向にあります。原因は様々で髪型や髪のセット、ヘアカラーのやりすぎや強いパーマのかけすぎなどの外的な要因もありますが、食生活やストレス、ホルモンバランスの乱れなど、原因は数多く存在します。
髪に悪い習慣や髪に負担をかける行為を止めることによって、正常な髪の状態に戻る事も多いです。しかし、脱毛の期間が長くなればなるほど、正常な髪の状態にもどるのにも時間がかかります。(ヘアサイクルの関係の為)
若い女性は、ヘアケア対策を行い 髪に良い生活を送る事によって、健康な髪を取り戻す事が大いに期待できます。なぜならば若い女性は本来、髪の脱毛はしずらいからです。薄毛や脱毛を放置しておくことが、改善を遅らせ脱毛を進行させてしまう事になります。
髪に悪い習慣をヤメて、髪に優しいヘアケア対策を行いましょう。
髪の分け目を目立たせなくする
髪の分け目が薄いのは今すぐにでもなんとかしたいと思うものです。髪型を変えたり、分け目を変える事によって 髪の分け目が目立たなくなることもあるので、試してみましょう。
とくに髪の分け目をジグザグにする事によって、髪の分け目の薄さが緩和される事があります。また、髪の分け目の頭頂部を根元から立ち上げるようにブローすると髪にボリューム感がでるので 髪の分け目の薄さをごまかせます。根元から毛先にかけて髪を寝かせるように乾かしてしまうと全体的にボリュームも落ちて、髪の分け目が目立ってしまいがちです。
ちょっとした髪の乾かしかたや髪の分け方で印象は変わります。自分に合った髪のセット方法を試してみてください。
それと同時に、日々のヘアケア対策を行い健康な髪にして 密度のある髪の分け目にしていきましょう。