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幅広い年代層で抱える薄毛の悩み
薄毛やハゲの悩みというのは、男性ばかりではなく女性にも多くいらっしゃいます。また、年齢も若く10代の人もいれば60代や70代といった高齢の方もいらっしゃいます。
しかし、一般的に薄毛やハゲの悩みとしてピックアップされているのは10代~30代の男性を対象とした、育毛商品や育毛法などが多いです。
薄毛を改善したいという気持ちは一緒であっても、性別や年齢などが違えば脱毛や薄毛の原因も違います。よって、髪を改善する育毛法や対策も変わってくるのです。
今回は40歳以上の中年~高齢者の方たちの薄毛や育毛法について解説します。
40歳を過ぎてから髪が薄くなった
若い時は薄毛やハゲなどを気にしたこともなかったのに、40歳を過ぎたあたりから急に自分の髪が若い時と違うと感じる人がいます。
自分で違和感を感じるという事は、若い時に比べて 髪の量が減っていたり、髪が細くなっているなどの髪の変化が起きている事が多いです。
今まで、髪の事など心配したことがなかった人にとっては、大きな恐怖心や絶望感を抱くかもしれません。
しかし、40歳を過ぎたあたりから髪の量が減ってきたり、髪が細くなっていくのは普通の事であり、当たり前の事でもあります。なので、40歳以上の50歳や60歳などの年齢であれば、より一層、髪が薄くなっていくのは当たり前であり、自然な事なのです。
なので、ある程度の年齢になってからの薄毛というのは、普通の事であると認識して下さい。逆に言えば加齢による脱毛や薄毛からは誰しもが逃れられないと言っても過言ではありません。
しかし、そうは言っても薄毛やハゲに抵抗がある方も大勢います。いくら自分が歳をとったからと言っても薄毛やハゲになっていく自分を受け入れられない方も少なくはありません。
加齢による脱毛からは誰も逃れられないという事は、40代や50代 60代の方が育毛などのヘアケアをしても意味がないのかというと、そんな事はありません。当然、そのまま放置しているよりも髪を改善させる行動にでた方が圧倒的に良いです。
40代 50代 60代の育毛や発毛の効果
育毛や発毛などをすることによって頭皮や髪は改善しますが、効果の幅や脱毛を食い止めるまでの時間には大きな個人差があります。
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とくに、年齢を重ねるほど育毛や発毛で「髪を生やす」事は難しくなっていきます。場合によっては、育毛や発毛を頑張っているにもかかわらず、髪が少しずつ減っていってしまう事もありえます。
年齢を重ねるごとに髪の成長期の期間も短くなってくるので、髪の量が減ったり、髪が細くなっていくのは当たり前です。しかし、育毛や発毛などのヘアケアをすることによって、現状の髪を維持したり、髪の脱毛スピードを緩やかにすることは可能です。
つまり、40歳を過ぎて50歳、60歳と年齢を重ねるほど、育毛や発毛の効果も「髪が生える」から「現状を維持する」「脱毛スピードを緩やかにする」と変化していきます。
なので、40歳を過ぎてから育毛や発毛を始めた場合に「若い時のようなフサフサの髪になるぞ!」というような高い目標を設定すると、その後にガッカリする事になりかねません。
年齢的に考えて、「現状維持」や「脱毛スピードを緩やかにする」という目標が現実的です。もちろん、人によっては髪がフサフサと生えてくるケースもありますが、全員がそうなるわけではないので過剰な期待はしないほうが良いでしょう。
大事なのは、自分の年齢をしっかりと織り込んで、育毛や発毛を始める事です。「現状維持」や「脱毛を緩やかにしたい」という考えであれば、40歳を過ぎていても効果を実感できると思いますが、「髪をフサフサにしたい」という考えであれば、年齢的に育毛や発毛では納得のいく効果が感じられないかもしれません。
また、育毛や発毛は短期間で結果がでるものではなく、ある程度の期間 続けなければ意味がありません。
40歳を過ぎてから育毛や発毛を始めようと思っている方は、総合的にしっかりと考えてから始めましょう。
40代 50代 60代でも髪を増やしたい
40歳を過ぎてから育毛や発毛などを始めても、なかなか思うように髪が生えてくるのは難しいと説明しましたが、それでも、「髪がほしい」「髪を生やしたい」という方も大勢いると思います。
結論から言うと、育毛剤や育毛シャンプーなどを使用した育毛では、「髪を生やす」という意味では難しいと思います。しかし、頭皮の改善や抜け毛防止などの意味では十分にやる価値もあります。
また、クリニックなどで行われている「発毛」にかんしては、ある程度の年齢の方でも「髪が生える」可能性は期待できます。しかし、髪の生える量などについては個人差も大きいと思います。自分自身が求めている毛量になるのかは、やってみなければわからない というのが現実です。
どのような形であれ、見た目の薄毛を改善したいというのであれば、「カツラ」や「植毛」などの手段もあります。「カツラ」や「植毛」であれば、自分の求めている毛量にすることも難しくはありません。ただし、「カツラ」や「植毛」にはデメリット的な面もありますので、メリットとデメリットを十分に理解しておきましょう。
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他にも、今現在 全体的に薄くても髪があるのであれば「ふりかけ」を使用するという手段もあります。「ふりかけ」はヘアパウダーなどとも呼ばれています。気になる部分に黒い粉を振りかけるだけなので、簡単で安心です。ただし、完全に脱毛してしまい自毛が少ない人は「ふりかけ」を使用しても脱毛部のカバーはできません。
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40代、50代、60代の方でも髪を増やす事は可能です。しかし、選ぶ毛髪手段によって結果も違ってきます。自分が無理なく続けていける毛髪手段を選ぶのが重要です。
40歳以上の方は乾燥に気をつけよう
薄毛が気になり、何かしらのヘアケアを行うにあたり 1つ注意してほしい事があります。それはシャンプーです。
薄毛や脱毛を改善するのに育毛シャンプーを購入して使用する人も多いと思いますが、育毛シャンプーによっては洗浄力の高いものもあります。脱毛の原因でもある皮脂のつまりなどは洗浄力の高いシャンプーを使用することによって綺麗な頭皮にしてくれるのですが、頭皮が乾燥している人が洗浄力の高いシャンプーを使用すると、より頭皮が乾燥してしまい脱毛を促進してしまう場合もあります。
一般的に年齢を重ねるほど、肌が乾燥してくる人が多いです。なので、40歳を過ぎている方は自分の肌状況を良く確認してからシャンプーを選び正しい育毛をしていきましょう。